明けましておめでとうございます。今年も健康でハッピーな1年になりますように^^


by ravikichi
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Barotrauma


最近多い症例で、間質性肺炎からARDSになる

ケースが多く、気管挿管し、人工呼吸器による

呼吸管理を行っていますが、うちでは主にhigh

PEEP管理を行うため、それによるBarotraumaの

発生が多いのが実際です。

胸腔ドレーンを留置し、持続吸引で対処していますが

人工呼吸器を装着している以上、気胸が治癒することは

なく、結局ドレーンの数だけが増えていくような現状です。

おまけに、全身に皮下気腫が広がって、本当に可哀想な

姿になってしまいます…。

high PEEPはそんなに必要なのかな…??って

最近疑問に思ってしまいます。

うちの病院症例別に数ヶ所ICUがありますが、他のICUでは

APRVが主流であったり、そのICUの医師の考え方によって

同じ症例でも、多少治療方針が違うようです。

うちの医師は何故かAPRVはあまり好まないようで、ほとんど

このモードが使用されることはありませんけど。

なかなか好転しない患者様が増える中、ちょっと

high Peepを疑問に思った私です…。
by ravikichi | 2010-03-19 23:13 | 仕事