インシデント。。。。
2010年 03月 19日
先日、夜勤の時に、腹膜炎術後の患者様で
術後に麻痺性イレウスを併発し、イレウス管を
入れていたんですが、自己抜去されました…。
もともと精神疾患のある方で、理解力は悪いと
言えば悪かったんですが、その前日くらいから
すこし精神症状の悪化が見られて、一時中止して
いた、抗精神薬が開始になったところだったんです
けど、夜中に興奮状態となり、部屋を訪室した時
には、すでにイレウス管は抜かれていました…。
たまたま主治医が当直で、すぐに連絡し、翌日に
抜去をする予定だったので、そのまま経過観察と
なりましたが、ホントに冷や汗が出ました(;-_-;)
イレウス管以外に、創部にもドレーンが入っていた
ため、しょうがなく、両手を抑制されてもらいました
が、こういう場合ってどうやってドレーンやルート類の
自己抜去を予防するかって難しい問題ですよね…。
可能性があるからっていうだけで、今までに危険な
行動をしていない人に抑制をする訳にもいかないし。
チューブ・ルート類の自己抜去は永遠の課題ですね…。
by ravikichi
| 2010-03-19 22:54
| 仕事